『踊る大捜査線』シリーズで、織田裕二さん演じる青島俊作と柳葉敏郎さん演じる室井慎次。
作品の中では何度も意見をぶつけながら、それでも互いを認め合うような関係だった2人ですが、以前から「織田裕二さんと柳葉敏郎さんは仲が悪いのでは?」という不仲説が出ていました。
実際に、2人が撮影現場で意見をぶつけたというエピソードは、本人や関係者の発言から確認されています。
一方で、その後も2人は『踊る大捜査線』シリーズで共演しており、2024年には撮影現場での握手やハグも話題になりました。
さらに2026年には、映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』が公開されています。
では、2人は本当に仲が悪いのでしょうか?
この記事では
- 織田裕二さんと柳葉敏郎さんの不仲説が出た理由
- 共演NG説
- 現在の2人の関係
について調べてみました。
織田裕二と柳葉敏郎は仲悪い?
織田裕二さんと柳葉敏郎さんには、以前から「仲が悪いのでは?」という不仲説がありました。
実際に『踊る大捜査線』の関係者の話を調べてみると、織田さんと柳葉さんが、作品の撮影をめぐって本気でぶつかっていたことは確認できます。
2024年9月に行われた『踊る大捜査線』の生配信企画「喋る大捜査線」では、本広克行監督、亀山千広プロデューサー、脚本家の君塚良一さんが、シリーズ制作時のエピソードを語りました。
本広監督は、織田さんと柳葉さんについて、芝居のアプローチが違うため、現場でぶつかることがあったと説明しています。
青島俊作と室井慎次は、作品の中でも立場や考え方が異なるキャラクターです。
本広監督は、そんな青島と室井を演じる2人が本気でぶつかり合ったことが、『踊る大捜査線』のヒットにつながったという趣旨で話しています。
つまり、関係者の話から確認できるのは、2人が演技に対して本気で向き合い、意見をぶつけることがあったということ。
ただ、それだけで「プライベートでも仲が悪かった」と判断することはできません。
2007年には柳葉敏郎本人が過去の出来事に触れていた
2007年には、柳葉敏郎さん自身が新聞のコラムで、織田裕二さんから演技について意見された際に腹を立てたエピソードを書いていたと報じられています。
報道によると、柳葉さんはその件についてプロデューサーに相談するほどだったとされています。
このエピソードは、織田さんと柳葉さんの間に、演技をめぐって実際に強い意見のぶつかり合いがあったことを示すものです。
ここで分かっているのはあくまで「演技について意見されたことに柳葉さんが腹を立てた」という出来事。
実際、2012年に『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』の公開を前に行われたインタビューでは、織田さんと柳葉さんが初めて2人そろってインタビューに登場しています。
このインタビューで織田さんは、柳葉さんが現場で監督に「ここが気になる」と意見することで、現場にいい意味での緊張感が生まれていたと話しています。
さらに織田さんは、
「本気でぶつかっているからこそ素晴らしいシーンが生まれる」
という趣旨で、柳葉さんとの芝居について語っています。
柳葉さんも、織田さんが演じる青島について「とんでもないヤツ」と冗談を交えながら話し、2人で過去のシーンを振り返っています。
そして最後に柳葉さんが、
「こんなふうに二人で思い出話をする日が来るとは思わなかった」
と話していました。
こうした本人たちの発言を見ると、実際に険悪だった時期があったようにも感じてしまいます。
ですが、「長年ずっと険悪で、互いに関わりたくないほど仲が悪かった」という関係だったと単純に考えるのは難しそうです。
2024年には「本当に険悪だったのか」が関係者から語られていた
さらに興味深いのが、2024年の「喋る大捜査線」で語られた内容です。
この配信では、織田さんと柳葉さんの関係が本当に険悪だったのかについても、亀山プロデューサーらが触れています。
亀山プロデューサーは、2人について、ネット上で語られていたような「口をきかない関係」とは違い、実際には普通に話をしていたという趣旨の話をしています。
2024年に『室井慎次』の企画が再始動した際には、柳葉さんが出演を決める前から、織田さんが今回の映画について知っているのか、出演に反対していないのかを気にしていたことも亀山プロデューサーが明かしています。
当時、亀山プロデューサーは柳葉さんに『室井慎次』への出演を依頼していましたが、柳葉さんはすぐには出演を引き受けませんでした。
亀山プロデューサーによると、柳葉さんは室井というキャラクターについて
「自分にとってしんどいキャラクターだから、絶対に嫌だ」
と話すなど、出演を決めるまでにかなり時間がかかったそうです。
そして、柳葉さんがようやく出演に前向きになったとき、気にしていたのが
「織田くんはちゃんと知ってるんだよね」
ということでした。
さらに柳葉さんは、「織田くんがNOだったら俺はやらないよ」とも話していたといいます。
これに対して亀山プロデューサーは、織田さんにはすでに新作映画について伝え、了承も得ていたため、「大丈夫です」と答えたそうです。
つまり、柳葉さんが『室井慎次』への出演を決める際には
織田さんが今回の作品についてどう思っているのかをかなり気にしていた
ということになります。
その後、映画の企画が進む中で「青島も登場させたい」という流れになり、織田さん本人とも話が進んだ結果、2024年公開の『室井慎次』に青島が登場することになりました。
このエピソードだけで2人のプライベートな関係まで判断することはできませんが、少なくとも柳葉さんが「織田さんがどう思っているのか」を気にしたうえで出演を決めたことは、亀山プロデューサーの証言から分かります。
これは、少なくとも現在に近い時期の関係を考えるうえでは興味深いエピソードです。
2人は共演NGだった?
「仲が悪い」という話から、いつの間にか「共演NGだった」という噂も広がっていました。
しかし、「2人は仲が悪いから共演NGだった」と断定できる公式な情報は確認できません。
実際、織田さんと柳葉さんは『踊る大捜査線』シリーズで長年共演しています。
2012年の『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』公開時には、シリーズ15年目にして初めて2人そろってインタビューを受けています。
このとき織田さんは、柳葉さんとの関係について、
「僕と柳葉さんは現場ではずっと役の関係のままでいないといけない気がしていた」
と話しています。
柳葉さんも、
「僕も織田くんとして見ていない」
と話しており、2人が長年にわたって青島と室井という役を強く意識しながら共演していたことが分かります
一方で、『踊る大捜査線』以外の作品で2人が共演した例は、今回確認した範囲では見つかりませんでした。
そのため
「『踊る大捜査線』では共演しているのに、ほかの作品では一緒にならないのはなぜ?」
「もしかして、2人は共演NGなのでは?」
と感じた人がいても不思議ではありません。
ただ、「共演NGだったため、『踊る大捜査線』以外では共演しなかった」と裏付ける情報は確認できません。
むしろ、2024年には『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』で再び共演しています。
さらに、2024年の撮影では織田さんが柳葉さんに声をかけ、握手やハグをする様子も報じられました。
もちろん、こうした様子だけで2人のプライベートな関係まで判断することはできません。
ただ、少なくとも過去に演技をめぐって意見がぶつかったことがあるからといって、2人が共演を避けていたとまでは言えなさそうです。
『踊る大捜査線』以外で共演していないことから「共演NGなのでは?」と考えた人がいた可能性はありますが、共演作品が少ないことと、実際に共演NGだったことは別の話と考えた方がよさそうです。
織田裕二と柳葉敏郎の現在の関係は?
そして現在の2人ですが、2026年9月18日に映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』が公開されました。
『踊る大捜査線』シリーズとしては、1997年のテレビドラマから続く長い歴史があります。
2024年には柳葉さん主演の『室井慎次』2部作が公開され、その撮影には織田さんも参加。
現場では2人が固い握手を交わしたことが、公式の制作秘話でも紹介されています。
その後、織田さんが『室井慎次』の物語を見て「なぜ自分は出ていないのか」と感じたことも、2026年の新作『踊る大捜査線 N.E.W.』へとつながるきっかけの一つになったと、公式の制作秘話で紹介されています。
ただし、2026年の『N.E.W.』に柳葉さんが出演しているわけではありません。
公式の最新作情報では、織田さん演じる青島を中心に新たな物語が描かれています。
一方、2026年9月の公開時にも織田さんは、柳葉さんが演じた室井慎次について「ギバさんは生きているのに、室井さんが死んじゃった」と語っており、2024年の『室井慎次』についても振り返っています。
こうした現在までの流れを見ると、少なくとも「昔からずっと仲が悪く、現在も共演を避けている2人」という単純な関係ではなさそうです。
もちろん、実際に2人がプライベートでどのような関係なのかまでは、外からは分かりません。
ただ、過去に演技をめぐって衝突したことがあったとしても、それを何十年も続く「不仲」と結びつけるのは少し違うのではないでしょうか。
むしろ私は、長く続いてきた『踊る大捜査線』という作品の中で、それぞれが自分の役や演技にこだわっていたからこそ、意見がぶつかることもあったのかなと思いました。
まとめ
今回は、織田裕二さんと柳葉敏郎さんの「仲が悪い」という噂について調べました。
2人に不仲説が出ていたことは事実で、過去には『踊る大捜査線』の撮影をめぐって、演技について意見がぶつかったというエピソードも確認されています。
ただし、「不仲説があった=現在も仲が悪い」とは限りません。
その後も2人は『踊る大捜査線』シリーズで共演しており、2024年には撮影現場での握手やハグも報じられています。
さらに2026年には、最新作『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』が公開されました。
長年同じ作品に携わってきた2人だからこそ、演技に対する考え方の違いから衝突することもあったのかもしれません。
それでも現在まで作品で共演が続いていることを考えると、「織田裕二と柳葉敏郎は仲が悪い」と一言で片づけるのは難しそうです。
昔から続く青島と室井の関係と、織田さん・柳葉さん本人たちの関係。
この2つを分けて見てみると、また『踊る大捜査線』が少し違って見えてくるかもしれませんね。



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